令和元年式ハイエース GDH206

2023年10月10日

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愛車その3です。

ベース車両

NBOXから乗り換えました。

ハイエース GDH206

今回は、購入まで様々な分岐がありました。車中泊車両をお考えの方、参考にしてください。

ベース車選び

一言で車中泊といっても、度合いがあります。シートアレンジを要するのか、水回りは必要か、電装はどこまでやるのか。車中泊に重点を置いて、移動能力を落とすのか。あるいは、普段使いを諦めるのか。などなど…

旧式のエクストレイルとかもフルフラットになって雪道に強いですし、ヴァナゴンとか見た目がおしゃれだし、アストロなんかもゴツくてかっこいいよね。なんて考えてました。

が、一長一短あるわけです。アレコレ考えるのは楽しいのですが、現実的でない意見はバッサリ行きました。( ;∀;)

そもそもの考えは、「ベッドメイクに時間をかけず快適に寝たい」というコンセプトでした。

そんなわけで、私が重視した条件がこちらです。

  1. フルフラットベッドを常設。(ベッドメイクしたくないことが買い替えの発端なので)
  2. ベッド常設で4人以上乗用可能。(2人しか乗れないのは不便なので)
  3. 水回りは不要(処理とか面倒になって、そのうち使わなくなると予想)
  4. リビング形態は不要(2回ぐらいくつろいだら、もうやらないと予想)
  5. できれば四駆(降雪地域に行くことが想定されるので)
  6. 国産車

条件1・2でほとんどの車両が消えます。というか、実質ハイエースバンとNV350バンの一騎打ちになります。日産党の私はNV350一択ぐらいに考えてました。ただ、販売台数に開きがあるのが気になり、調べてみました。

ボディの作り、エンジンの耐久性など日産党の私でさえ唸る内容があり、最後はハイエースに軍配が上がりました。

ちなみに、ハイエースにはバンとワゴンがあります。

バン

  • 荷物をいっぱい乗せる車(1ナンバー、4ナンバー)
  • 車検の際、ベットキットは荷物として扱ってくれるので降ろさなくてよい
  • 荷室スペースのレイアウトが自由

ワゴン

  • 人をいっぱい乗せる車(3ナンバー、5ナンバー)
  • 車検の際、定員が乗れる状態にしてないとダメ
  • 座席の間を埋めてベッドにする

私としては、ワゴンの場合は常に座席を確保する必要があり、レイアウトが制限されると感じました。ですので、ベースはバンに決定です。

でも、ここで終われないのです。バンにも大きさがあるのです。

ナロー(標準ボディ・標準ルーフ)

  • 全 長:4,695mm
  • 全 幅:1,695mm
  • 全 高:1,980mm
  • 荷室幅:1,520mm
  • 荷室高:1,320mm
  • 4ナンバー

ワイド(ワイドボディ・ミドルルーフ)

  • 全 長:4,840mm
  • 全 幅:1,880mm
  • 全 高:2,105mm
  • 荷室幅:1,705mm
  • 荷室高:1,390mm
  • 1ナンバー

要はボディが大きいか小さいかです。私は3つの理由でナローにしました。

  1. デザイン
  2. 大きいとぶつける
  3. 1ナンバーは ETC休日割引適用外

特に3。これは重要です。1は好みでしょうが、私はスクエアな感じが好きです。2は慣れなんでしょうが…ね。

さて、ベース車両は決まりました。カスタマイズの度合いに関してですが、私はFFヒーターまで装着しているものを望んでました。

納車時走行距離

新車か中古か

ここでの選択肢はコチラになります。

  1. 新車でカスタマイズしてもらう。
  2. 新車のベース車両を買い、DIYする。
  3. 中古のベース車を買い、カスタマイズしてもらう。
  4. 中古のベース車を買い、 DIYする。
  5. カスタムされた中古車を買う。

私の心の回答です。

  1. 高いだろう。
  2. できないよ。
  3. どこかお願いできないかな。
  4. できないよ。
  5. 現実的かな。

3か5で固まっていました。

色々あたってみた結果、ご近所で3は不可能。(田舎なもんで)ということは5一択でした。そうと決まればネットで車探し。ここでも大きく躓きました。

希望しているFFヒーターつきというのが少ないんです。あるにはあるんですが、そうなるとキッチンがついてたり、昼間はリビングになりますってやつだったり。

個人的に車中泊のユーザー層と車の仕様をまとめてみました。

  • ライトユーザー…寝らればいい~フルフラットベッド完備
  • ミドルユーザー…電装系完備~FFヒーター完備
  • ヘビーユーザー…水回り~エアコン完備

中古車で見るのはライトユーザー仕様かヘビーユーザー仕様の車なのです。ライトユーザー仕様なら ベッドキットの販売もあり、DIYで簡単にできます。また、どうせ買うならって人はヘビーユーザー仕様になってしまうんでしょうか。ガッツリの車が多いです。私のようなユーザーは少ないようで、希望している仕様は皆無でした。時間だけが過ぎ…選択変更を余儀なくされるのです。

禁断の1です。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

キャンピングカーショーへ

結果から言うと、ここで購入しました。

出展されている車両はどれも素晴らしいのですが、私にはそのほとんどがオーバースペックです。キッチンもソファもTVもあり、本当に動く家です。いくつかお邪魔させていただきましたが、不必要な装備と思っていても、目で見て実際に触れてみると欲しくなっちゃうのが怖いです。

会場内にあった車のうち、ライトユーザー用とヘビーユーザー用がほとんどでした。やはり、ミドルユーザーって少ないんでしょうか?

見て回っていますと「ご成約 〇〇様」みたいな札がいくつもあります。

「えっ。このイベントで契約するの?」と驚きました。何に一番驚いたかって、私が契約したことでしょう。(いやマジで)

(*´Д`)

グレード

今まではアレいいね。コレいいね。で済んでいたものが、色々と具体性を帯びた言葉となっていきます。

店員「色はどうされますか?」

我々「この色、奇麗ですね」

店員「こちらはオプション設定ですので3万円と消費税になります」

我々「…」

世の中、金です。世知辛いですね。本当に怖いです。

さて、一つずつ決めなければなりません。

グレード決め

まずはグレード。

スーパーGLでいいだろうと思っていました。具体的にあれこれ考え始めると変わるものです。ダークプライムⅡになりました。

スーパーGLをベースにメーカーオプションで付けていくものを見ていると、ほとんどダークプライムⅡに標準でついてます。例えば助手席エアバッグ。今では軽四でも標準装備ですがハイエースはデビューが2004年の商用車ということもあり、標準でついてなかったりします。(幾度かのマイナーチャンジで標準装備にならなかったんでしょうかね)

それプラス、ハンドルやシフトノブや色んなパネルが木目調だったり、内装が黒で統一されてたりします。この内装が黒ってのがいいですよね!

当時、特別仕様車がもう1台ありました。50周年記念車です。

ダークプライムⅡに装備が追加され、「50th ANNIVERSARY」のエンブレムが輝いています。木目調の色味が変更され、やや明るいんです。本来の木の色に近くなったといえばそうですが、私には明るく感じました。折角、内装を黒にしたのに木目が明るすぎると…そう思い50周年記念車は候補から外れました。

2WDか4WDか

納車時内装

ハイエースに決めたときからずっと悩んでました。まず、ダークプライムⅡの価格を見てください。

  • 2.0 ガソリン2WD  3,139,560
  • 2.8 ディーゼル2WD 3,728,160
  • 2.8 ディーゼル4WD 4,032,720

4WDってディーゼルしか設定がないんです。

2.0ガソリン車から見るとディーゼルで60万ぐらい上がって、4WDで更に30万ぐらい上がって…全部で90万も上がるんです。

(´;ω;`)ウゥゥ

ワゴンだとガソリンの4WDがあり、価格も330万とリーズナブルです。(バンに比べると)

さて、この90万…大きいですよねぇ。

4WDじゃないとダメなのか? そう思い、色々検索しました。検索ワードは「ハイエース 2WD 雪道」とかです。何とかなるよって人もいれば、ハイエースの2WDが普通の乗用車みたいに走ると思うなよって人もいます。

知人で雪国出身の人にも聞きました。「できれば4WDがいいけど、滑るときはみんな滑るよ」と。それはもっともでしょう。

私の中で様々な思いが駆け巡ります。

雪に不慣れな私が2WDで降雪地域に行き、大きな事故をしたら後悔しないだろうか…

いやいや、年に数回行くか行かないかの雪道に90万は高いよね…

そもそも雪が降ってるところなんて行かなければいいんじゃないか…

でも雪って絵になるよね…

と、グルグルしてたら妻がこう言ってくれました。

「行きたいとこに行けない車を買っても、意味ないよね」

女神って存在するんですよ!

購入時の仕様

車両

基本的な内容です。オプション設定の色を選んでいますが、あえてこちらに載せました。

  • 令和元年式
  • グレード:スーパーGL ダークプライムⅡ
  • 排気量:2,800cc
  • 燃料:軽油
  • 駆動方式:4WD
  • 色:スパークリングブラックパールクリスタルシャイン

カスタム

ビルダーさんにお願いしたものです。一部、純正オプションも入っています。

  • トヨタセーフティセンス(これをつけないとステアリングスイッチ がつかないため)
  • ステアリングスイッチ
  • パワースライドドア
  • 寒冷地仕様
  • ETC
  • ナビ
  • バックモニターインナーミラー
  • リアコーナーセンサー
  • サブバッテリーシステム
  • 外部電源
  • FFヒーター
  • ベッドキット
  • 15インチフリップダウンモニター
  • LED照明
  • 大型センターコンソール
  • 前席ヒートシーター
  • フロアマット
  • セカンドシートバックパネル
  • サイドバー
  • 間仕切りカーテン

細かな仕様は省きます。

納車時荷室

価格について

ここが一番知りたいですよね。

消費税込み(8%)の乗り出し価格。

564万円です

((((;゚Д゚)))) フォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

こちらがザックリとした内訳です。

  • 車両本体:403万円
  • カスタム費用:125万円
  • 諸費用:36万円

なんといっても車両が高いです。だって、ディーゼルの4WDですものね…

こうしてみると、カスタムもそこそこの金額です。ですが、メーカーオプションもこちらに入ってますので、妥当かなとも思います。

そういうわけで…

みなさんも買いましょう!