【中古】150万円以下のおすすめ2ドアドリ車【10選】
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2002年以降、スポーツカーに元気がない。
スポーツカーのニュースもあまり聞かないし…
なんて思っていたら、本当にスポーツカーがないじゃないですか。もはや、スポーツカー氷河期ですね。
でもでも、車で遊びたいって人は多いはず!
今回は初心者でも頑張れるように、150万円以下で買える2ドアスポーツカーを探してみました。本体が150万円なら、車検切れの車でも200万以下で乗り出し可能です。パーツも組みたいし、ガソリン代も必要。そう考えると、150万なら敷居が低いかなと考えました。
選別ルール
車両
- 車両価格150万円以下
- 2ドア
- FR
- ノーマルエンジンで200馬力以上
- 排気量3L以下
- MTのみ
- 非オープンカー
評価
- タマ数
- 平均走行距離(※1)
- 事故車率(※2)
手順と捕捉
ネット最大手の中古車サイト、カーセンサーで該当する車両を検索。150万以下の車両台数と平均走行距離、事故車率を算出しました。
今回はこれらの3項目を元に、ランキング形式で紹介します。
平均走行距離は「各車の走行距離 / 台数」で算出。但し、2002年以前登録車両の走行不明もしくはメーター改ざん車については走行距離20万kmとして計算。(今回、86とBRZに走行不明車はありませんでした)
中古車情報サイトで「修復歴あり」と記載のあるものを事故車としてカウントしました。
それでは、いってみましょう。
ベスト10
赤い数値については全車中1位。
黄色い数値については全車中2位を示しています。
ちなみに、34スカイラインとFDはランク外です。調査時、150万円以下の車両がありませんでした。(他にも80スープラも見ましたが、当然ありませんでした)
10位 シルビア(13)
タマ数 | 2台 |
平均走行距離 | 15.65万km |
事故車率 | 100% |
10位の中古ドリ車は13シルビアです。
今回は200馬力縛りの為、SR20DET搭載車のみをカウントしました。
新車で買えるころから走り屋御用達の車でしたが、スタイルもいいのでデートカーとししても人気でした。180SXは走り屋ばっかりな中、シルビアはキレイなタマが多いイメージでしたが…
まさかこんな結果になろうとは。
販売期間が短いことがタマ数に影響したのかもしれませんね。
扱いやすい部類に入る車ですが、150万以下ではタマ数が少ないことに加え、事故車しかないということで10位としました。
9位 RX-7(FC3S)
タマ数 | 8台 |
平均走行距離 | 13.68万km |
事故車率 | 100% |
9位の中古ドリ車は RX-7 です。
今回、カウントしたのは89年のマイチェン後のみとしました。
FDが発売されるとしばらくの間、中古車市場が高騰しました。FCに比べ、FDの価格が高かったためです。実際、私の周りの走り屋にもFC乗りが多く、FDは1人か2人でした。当時から酷使された車両が多かったので、このランキングは予想通りといったところでしょうか。
FCもタマ数の少なさと、全車事故車ということから9位としました。
(シルビアに比べ、タマ数が多いRX-7を9位にしました)
8位 180SX
タマ数 | 32台 |
平均走行距離 | 15.74万km |
事故車率 | 81% |
8位の中古ドリ車は180SXです。
こちらもSR20DET搭載車のみ(中期以降)をカウントしました。
生産期間が長いため、タマ数は全車中2位となっております。が、走行距離が不明な車両が8台。こちらも全車中1位となっています。
事故車率も80%を超えております。
私もリアルタイムで乗っていたのでわかりますが、シルビアよりも180SXの方が走り屋率が高かったように思います。
8位以下に関しては、良いタマを見つけるのに苦労すると思います。信頼できるショップを探しましょう。
7位 スカイライン(32)
タマ数 | 3台 |
平均走行距離 | 14万km |
事故車率 | 67% |
7位の中古ドリ車は32スカイラインです。
まず、タマの少なさに驚きました。32や33は走っている人が少なかったので、生き残っている車両が多いと思ったんですが…とんだ誤算です。
ここからしばらくは事故車率がほとんど変わりませんので、タマ数順のランキングだと思ってください。
6位 スカイライン(33)
タマ数 | 4台 |
平均走行距離 | 14.4万km |
事故車率 | 50% |
6位の中古ドリ車は33スカイラインです。
これも当時はあまり走っている印象がなかったんですが、残っているタマが少ないです。(元々少なかったという可能性も高いですが…)
今回、32・33・34のスカイラインを調査しました。34に関しては150万円以下の車両がなかったため、ランキングに入っておりません。
5位 シルビア(14)
タマ数 | 15台 |
平均走行距離 | 15.31万km |
事故車率 | 67% |
5位の中古ドリ車は14シルビアです。
シルビアで唯一の3ナンバー車両ですね。優しそうな顔も相まって、当時は中々の不評でした。テコ入れでツリ目になった後期は人気が出ましたね。
シルビアは13の終盤あたりから走り屋御用達のようになり、14になってからはデートカーにふさわしくない(?)ルックスになりました。その為、14購入者はほとんどが走るため(いじるため)に買ったといってもいいでしょう。
当時は猫も杓子もマフラーぐらいは変えているという感じでしたから、ノーマルの2ドアというのは珍しかったものです。ですので、14はいい個体がないだろうと思っていました。が、意外なことに5位になりました。
ちなみに中古価格に関して、前期後期の影響は薄いように思いました。
4位 シルビア(15)
タマ数 | 19台 |
平均走行距離 | 16.67万km |
事故車率 | 74% |
4位の中古ドリ車は15シルビアです。
世界から走り屋が駆逐されそうになった頃、ひっそりとデビューしたコンパクトFR。見た目もよく、サイズもちょうどいい。でも、すでに時代が違っていた。
そんな時代背景だけに、荒っぽく扱われた車両も少なくなってきています。150万円以下ですとこんな事故車率ですが、金額を上げれば無事故車も狙えます。
3位 ソアラ(30)
タマ数 | 8台 |
平均走行距離 | 12.01万km |
事故車率 | 25% |
3位の中古ドリ車はソアラです。
「ドリ車にはでけーよ」と思うかもしれません。
確かにそうですね。
でも、ここは「こんなのもどうでしょう枠」として見てもらえればと思います。
まず、事故車率が全車中1位。
1JZですので、280馬力。
スペシャリティカーなんで無茶している車両が少ない。
手を入れるところも多いですが、健全なベース車両としては合格ではないかなと思います。
2位 BRZ
タマ数 | 23台 |
平均走行距離 | 6.91万km |
事故車率 | 43% |
2位の中古ドリ車はBRZです。
まぁ…順当といえば順当でしょうか。
新しいだけに、健全な台数も多く見られます。何より、走行距離が少ないのは嬉しいですね。(というか、ようやくまともな走行距離になってきた)
ちなみに150万以下は前期のみでした。
1位 86
タマ数 | 35台 |
平均走行距離 | 8.27万km |
事故車率 | 34% |
1位の中古ドリ車は86です。
タマ数で1位。
平均走行距離と事故車率が2位という素晴らしい結果となりました。
私の想像では事故車率に関しては86とBRZは同等かと思っていましたが、少し差が出ましたね。トヨタユーザーの方がおとなしいってことですか。
まとめ
今回、このような調査を行ったのは「今って古くて高い中古車しか楽しめないの?」と思ったからです。いまだに13や34の動画が多く、「もっとほかにもあるんじゃないかな」と考えました。
結果からいうと「ほとんどアリマセン」でした。現役の車は電子制御の介入が凄まじいようで、不可能ではないけれど…という車両ばかりでした。
そんな中、現役の車両としてランクインしたのが86とBRZ。若者の最後の砦として頑張ってほしいものです。
しっかし…昔の車、たっかいですよねぇ…