【中古】150万円以下のおすすめ2ドアドリ車【10選】

2023年10月10日

【中古】150万円以下のおすすめ2ドアドリ車【10選】

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2002年以降、スポーツカーに元気がない。

スポーツカーのニュースもあまり聞かないし…

なんて思っていたら、本当にスポーツカーがないじゃないですか。もはや、スポーツカー氷河期ですね。

でもでも、車で遊びたいって人は多いはず!

今回は初心者でも頑張れるように、150万円以下で買える2ドアスポーツカーを探してみました。本体が150万円なら、車検切れの車でも200万以下で乗り出し可能です。パーツも組みたいし、ガソリン代も必要。そう考えると、150万なら敷居が低いかなと考えました。

選別ルール

車両

  • 車両価格150万円以下
  • 2ドア
  • FR
  • ノーマルエンジンで200馬力以上
  • 排気量3L以下
  • MTのみ
  • 非オープンカー

評価

  • タマ数
  • 平均走行距離(※1)
  • 事故車率(※2)

手順と捕捉

ネット最大手の中古車サイト、カーセンサーで該当する車両を検索。150万以下の車両台数と平均走行距離、事故車率を算出しました。

今回はこれらの3項目を元に、ランキング形式で紹介します。

※1

平均走行距離は「各車の走行距離 / 台数」で算出。但し、2002年以前登録車両の走行不明もしくはメーター改ざん車については走行距離20万kmとして計算。(今回、86とBRZに走行不明車はありませんでした)

※2

中古車情報サイトで「修復歴あり」と記載のあるものを事故車としてカウントしました。

それでは、いってみましょう。

ベスト10

赤い数値については全車中1位。

黄色い数値については全車中2位を示しています。

ちなみに、34スカイラインとFDはランク外です。調査時、150万円以下の車両がありませんでした。(他にも80スープラも見ましたが、当然ありませんでした)

10位 シルビア(13)

シルビア(13)の中古車

タマ数2台
平均走行距離15.65万km
事故車率100%

10位の中古ドリ車は13シルビアです。

今回は200馬力縛りの為、SR20DET搭載車のみをカウントしました。

新車で買えるころから走り屋御用達の車でしたが、スタイルもいいのでデートカーとししても人気でした。180SXは走り屋ばっかりな中、シルビアはキレイなタマが多いイメージでしたが…

まさかこんな結果になろうとは。

販売期間が短いことがタマ数に影響したのかもしれませんね。

扱いやすい部類に入る車ですが、150万以下ではタマ数が少ないことに加え、事故車しかないということで10位としました。

9位 RX-7(FC3S)

RX-7(FC3S)の中古車
タマ数8台
平均走行距離13.68万km
事故車率100%

9位の中古ドリ車は RX-7 です。

今回、カウントしたのは89年のマイチェン後のみとしました。

FDが発売されるとしばらくの間、中古車市場が高騰しました。FCに比べ、FDの価格が高かったためです。実際、私の周りの走り屋にもFC乗りが多く、FDは1人か2人でした。当時から酷使された車両が多かったので、このランキングは予想通りといったところでしょうか。

FCもタマ数の少なさと、全車事故車ということから9位としました。

(シルビアに比べ、タマ数が多いRX-7を9位にしました)

8位 180SX

180SXの中古車
タマ数32台
平均走行距離15.74万km
事故車率81%

8位の中古ドリ車は180SXです。

こちらもSR20DET搭載車のみ(中期以降)をカウントしました。

生産期間が長いため、タマ数は全車中2位となっております。が、走行距離が不明な車両が8台。こちらも全車中1位となっています。

事故車率も80%を超えております。

私もリアルタイムで乗っていたのでわかりますが、シルビアよりも180SXの方が走り屋率が高かったように思います。

8位以下に関しては、良いタマを見つけるのに苦労すると思います。信頼できるショップを探しましょう。

7位 スカイライン(32)

スカイライン(32)の中古車
タマ数3台
平均走行距離14万km
事故車率67%

7位の中古ドリ車は32スカイラインです。

まず、タマの少なさに驚きました。32や33は走っている人が少なかったので、生き残っている車両が多いと思ったんですが…とんだ誤算です。

ここからしばらくは事故車率がほとんど変わりませんので、タマ数順のランキングだと思ってください。

6位 スカイライン(33)

スカイライン(33)の中古車
タマ数4台
平均走行距離14.4万km
事故車率50%

6位の中古ドリ車は33スカイラインです。

これも当時はあまり走っている印象がなかったんですが、残っているタマが少ないです。(元々少なかったという可能性も高いですが…)

スカイライン(34)について

今回、32・33・34のスカイラインを調査しました。34に関しては150万円以下の車両がなかったため、ランキングに入っておりません。

5位 シルビア(14)

シルビア(14)の中古車
タマ数15台
平均走行距離15.31万km
事故車率67%

5位の中古ドリ車は14シルビアです。

シルビアで唯一の3ナンバー車両ですね。優しそうな顔も相まって、当時は中々の不評でした。テコ入れでツリ目になった後期は人気が出ましたね。

シルビアは13の終盤あたりから走り屋御用達のようになり、14になってからはデートカーにふさわしくない(?)ルックスになりました。その為、14購入者はほとんどが走るため(いじるため)に買ったといってもいいでしょう。

当時は猫も杓子もマフラーぐらいは変えているという感じでしたから、ノーマルの2ドアというのは珍しかったものです。ですので、14はいい個体がないだろうと思っていました。が、意外なことに5位になりました。

ちなみに中古価格に関して、前期後期の影響は薄いように思いました。

4位 シルビア(15)

シルビア(15)の中古車
タマ数19台
平均走行距離16.67万km
事故車率74%

4位の中古ドリ車は15シルビアです。

世界から走り屋が駆逐されそうになった頃、ひっそりとデビューしたコンパクトFR。見た目もよく、サイズもちょうどいい。でも、すでに時代が違っていた。

そんな時代背景だけに、荒っぽく扱われた車両も少なくなってきています。150万円以下ですとこんな事故車率ですが、金額を上げれば無事故車も狙えます。

3位 ソアラ(30)

ソアラ(30)の中古車
タマ数8台
平均走行距離12.01万km
事故車率25%

3位の中古ドリ車はソアラです。

「ドリ車にはでけーよ」と思うかもしれません。

確かにそうですね。

でも、ここは「こんなのもどうでしょう枠」として見てもらえればと思います。

まず、事故車率が全車中1位。

1JZですので、280馬力。

スペシャリティカーなんで無茶している車両が少ない。

手を入れるところも多いですが、健全なベース車両としては合格ではないかなと思います。

2位 BRZ

BRZの中古車
タマ数23台
平均走行距離6.91万km
事故車率43%

2位の中古ドリ車はBRZです。

まぁ…順当といえば順当でしょうか。

新しいだけに、健全な台数も多く見られます。何より、走行距離が少ないのは嬉しいですね。(というか、ようやくまともな走行距離になってきた)

ちなみに150万以下は前期のみでした。

1位 86

86の中古車
タマ数35台
平均走行距離8.27万km
事故車率34%

1位の中古ドリ車は86です。

タマ数で1位。

平均走行距離と事故車率が2位という素晴らしい結果となりました。

私の想像では事故車率に関しては86とBRZは同等かと思っていましたが、少し差が出ましたね。トヨタユーザーの方がおとなしいってことですか。

まとめ

今回、このような調査を行ったのは「今って古くて高い中古車しか楽しめないの?」と思ったからです。いまだに13や34の動画が多く、「もっとほかにもあるんじゃないかな」と考えました。

結果からいうと「ほとんどアリマセン」でした。現役の車は電子制御の介入が凄まじいようで、不可能ではないけれど…という車両ばかりでした。

そんな中、現役の車両としてランクインしたのが86とBRZ。若者の最後の砦として頑張ってほしいものです。

しっかし…昔の車、たっかいですよねぇ…