【外湯】城崎温泉の日帰り温泉【制覇】
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私にとって「東の草津温泉」「西の城崎温泉」は東西の横綱ともいうべき温泉です。
今回は城崎温泉について書いていきたいと思います。
城崎温泉の概要
場所
兵庫県豊岡市城崎町にあります。
兵庫県の日本海側ですね。敢えて大きい地図で紹介します。
車なら北近畿豊岡自動車道から行くのがベストです。城崎温泉まで高速が伸びていません。も良しのICは日高神鍋高原IC。30分ほど下道を走れば城崎温泉に到着します。
温泉街の規模
城崎温泉はさほど大きくありません。大溪川が東西に流れ、川と並行して南北に道があります。道・川・道のハンバーガーを想像してもらえればいいと思います。これが町の中心で、南北に少し道が伸びているといった感じです。
この、程よい大きさの温泉街をひっきりなしに人が往来します。特に、下駄のカラコロという小気味いい音は風情があってなんとも「日本」を感じさせます。
私にとって、これが城崎温泉の醍醐味なんです。では、何故そんなに人が行き来するのか。
それは、この温泉が外湯メインの街だからなんです。
外湯に入る理由
外湯といえば、宿泊を伴わない温泉施設のことです。有名な温泉には必ずあるといってもいいでしょう。
草津温泉の御座之湯。有馬温泉の金の湯。道後温泉の本館などが有名です。どれも規模が大きく、休憩できる場所もあります。
最近では温泉宿が提携して、温泉宿の温泉に入る外湯巡りものもあります。
勿論、宿のお風呂に入ってもいいです。外湯に入らなければならない理由はありません。
城崎温泉の外湯は少し違います。
外湯が7つあるんです。他の温泉街と異なるのは、みんな外湯に入るために出かけるということです。実はこれ、カラクリがあります。城崎温泉の宿にある温泉はみんな狭いんです。
温泉宿のお風呂が広ければ、みんなそこで満足しますよね。お客さんには外湯に入ってもらうよう、旅館の温泉を小さく作っているそうです。
そして、外湯も素晴らしいんです。
外湯巡り
温泉街の簡単な地図です。7つある温泉マークが外湯と名称。Pは駐車場です。車で行くときの参考にしてください。ちなみに道路は外湯に行く人でいっぱいですので、運転は注意しましょう。
入浴料金
城崎温泉には7つの外湯があります。
料金設定はこんな感じになっています。
さとの湯 | 800円 |
さとの湯以外 | 700円 |
城崎温泉1日入浴券 | 1,300円 |
城崎温泉1日入浴券は7つの外湯、全ての入浴が可能です。2つ以上入るのであれば、断然「城崎温泉1日入浴券」がお得です。
営業時間
7つの外湯がありあますが、実は営業時間が異なります。効率よく回るために、入れる時間を把握しておきましょう。
鴻の湯 | 7:00~23:00 |
まんだら湯 | 15:00~23:00 |
御所の湯 | 7:00~23:00 |
一の湯 | 7:00~23:00 |
柳湯 | 15:00~23:00 |
地蔵湯 | 7:00~23:00 |
さとの湯 | 13:00~21:00 |
注意が必要なのは「さとの湯」、「柳湯」、「まんだら湯」です。
おすすめルート
1日で7つの外湯が回れるのか?
結論からいうと「可能」です。
但し、ある程度は効率的に回ったほうがいいと思いますので私のおすすめルートを載せておきます。
- 鴻の湯
- 御所の湯
- 一の湯
- 地蔵湯
- さとの湯
- 柳湯
- まんだら湯
鴻の湯をスタートし、東へ向かうルートです。地蔵湯までは午前中から空いていますので、4か所の入浴が可能です。昼食後は、さとの湯からスタート。先ほどのルートを戻る格好で、15時から開く柳湯とまんだら湯を制覇します。
この中で問題なのは柳湯とまんだら湯です。全湯制覇する人は、みんなここが開くのを待っています。その為、中は凄いことになります。実際、まんだら湯では芋の子を洗うような光景が見られます。
それが嫌だという人は、時間を空けてから入ったほうがいいかもしれません。
後、私は男なんで着替えも楽でした。ただ、女性が7つの外湯を回るのは大変かと思います。最低限のお化粧と、濡れた髪が問題です。ちなみに、私の妻は7つ制覇しました。そして、こういいました。
「2度としない」と。
城崎温泉の外湯
それぞれの外湯についてみてきます。紹介する順序は、先ほどのおすすめルート順です。
鴻の湯
町の北端にある外湯です。こちらの周辺には駐車場も多くあります。
程よい大きさの露天風呂があります。「鴻の湯」と名付けられた話を聞いておくといいかもしれません。いわれてみれば、それっぽい雰囲気だな。なんて思います。
御所の湯
名前からしてただものではない雰囲気の外湯です。実際にそれだけの外湯でもあります。
ちなみに、私はここが一番のお気に入りです。
建物。庭。内風呂。露天風呂。そのどれもが美しく、規模も大きいです。
御所の湯の対面には木屋町小路があります。横丁のようなものをイメージしてもらえるといいと思います。冷たいものを味わいながら散策すると最高です。
一の湯
ある意味、城崎温泉で最も有名なお風呂じゃないでしょうか。
橋のたもとにある大きな外湯なので、写真で見たことがあるかもしれません。
こちらの露天風呂は、洞窟の中にあるような造りをしています。これまでの露天風呂とは一味違いますので、是非どうぞ。
地蔵湯
おり返し始点のお風呂です。いや、そんない方はよくないですね。
このお風呂…
「どうしよう」ってぐらい記憶にない!
ある意味、スタンダードな外湯です!(だったと思う)
さとの湯
城崎温泉駅の隣にある外湯です。温泉というよりはスーパー銭湯に近いものがあります。それもそのはずで、平成12年に出来たらしいです。(それまでは外湯は6個だった)
こちらは屋上に露店風呂があり、他の外湯とは趣を異にしています。
柳湯
情緒あふれる外観と、小ぢんまりとしたかわいい外湯。
それが柳湯です。
ここは確か、露天風呂がなかったように思います。先ほども書きましたが、開店時間が遅い外湯となっています。
中もあまり広くなかったように思います。男湯はそうでもなかったんですが、女湯は混雑していたようです。
ここも時間をずらして方が、ゆっくり入れると思います。
まんだら湯
最後のお風呂です。
メインの通りから少し入ったところにある外湯です。建物も大正ロマンを感じさせるような雰囲気で、少し変わっています。
こちらの風呂は、石でできた湯船だったと思いますが…何より人が凄い。
洗い場もいっぱいでしたし、湯船もいっぱい。露天風呂もあるようですが、私は諦めて出ました。この2軒だけ、開店時間が遅いので混むんですよね…
今度行くなら、夜にでも入ろうと思います。
城崎温泉のまとめ
城崎温泉では旅館に泊まりました。
朝からカラコロ。夜もカラコロ。
なんともいい町でした。
私たちは9月に行きましたが、カニが食べられる冬がベストシーズンです。ただ、積雪も多いようなのでそこは注意しましょう。
私たちもカニの季節にリトライします。