知床の観光

2020年9月8日

TVでも雑誌でもお馴染みですので、大体のことはご存じだと思います。ですが、実際のところどこにどの程度の時間をかけるのか知りたくありませんか?

今回は私が実際に旅行した経験を元に書き起こしていきます。良ければ参考にしてください。

知床ってどんなとこ?

知床は2005年に世界自然遺産に登録されました。

場所は北海道の東の端っこです。地図に〇をしているあたりです。

観光の日程

私たちは車で行きました。(車中泊じゃありませんよ)

茨城から苫小牧まで船を使い、そこからは陸路です。

時期はGW。天気が良かったので、日中は薄着でも大丈夫ですが上着は持っておいた方がいいでしょう。少し山に入ると、当然のように雪が残っています。動物も冬眠から覚めていますので、狐・鹿・がいたるところで見られます。道中も動物探しごっこで楽しめること間違いなしです。

ここで、知床の日程をザックリと紹介します。

時間内容
1日目夕方宿に到着
2日目10時船で知床岬観光開始
12時45分知床岬観光終了
昼食後知床五湖へ移動
15時知床五湖観光(1時間程度)
17時宿に戻る
3日目9時宿を出発
羅臼方面観光
帰路へ

ちなみに宿は北こぶしでした。以前、もしもツアーズか何かで見て「ここ行きてー」って思ってました。宿の造りもいいですが、夕食のビュッフェが凄いです! みなさんも、ご賞味あれ。

又、翌知床のホテルは山手にも多いのですが、北こぶしは海に近いのが特徴です。こちらですと、観光船の待合所も近いですし、一石二鳥です。

日程に話を戻します。

連泊ですが、実質は前入りって感じですね。

「丸一日、知床を満喫する」を目標にプランを立てました。

知床岬、知床五湖を回るなら最低、丸一日は必要だと思います。

あ、そうそう。

知床へのアクセスは国道334号線ですが、ネズミ捕りしてますのでお気をつけてください。

知床岬

まずは船で観光です。

私たちがお世話になったのはゴジラ岩観光さん。いくつかコースがあるんですが、最も時間が長い知床岬コースを選びました。

往復3時間ですが、あっという間に終わっちゃいました。

こちらは船から知床岬を眺めようというツアーです。船で見るとわかりますが、山が海の近くまでせり出しており、急峻な崖が多く見られます。そういった地理的条件と極寒といった気候条件が相まって、人の手が入らなかった。だから自然が残ったのでしょうね。

そして、いたるところに滝が見られますので、動物が棲む条件は揃っています。

運が良ければ熊が見られます!

私たちの時も、船のスタッフさんが見つけてくれました。崖のところに親子の熊がいるではありませんか!

でも、50mmのレンズでは撮影できませんでした。

撮れたのは風景ばかりです。

先ほど、人の手が入らなかったといいましたが、人の手は入っています。

実際、お家みたいなのも見られます。

過去にも人が住んでいました。割とショッキングな内容もあって、衝撃でした。

この辺は観光船のスタッフさんがお話してくれますので、みなさんも是非現地で聞いてください。

そうそう。

GWの北海道は肌寒い日もありますが、この日は超快晴でした。3時間、海の炎天下にいましたのでちょっと日焼けしました。

みなさんもお気をつけて。

知床五湖

午後は知床五湖です。といっても、この辺は野生動物の宝庫。安全に観光できるよう、クローズドの施設となっています。

まずは、受付がある知床五湖フィールドハウスというところを目指して行きましょう。

知床五湖に入るためには、まずレクチャーを受ける必要があります。

それが終わると観光できるんですが…

運の悪いことに、数日前に雪崩があったらしく、五湖ではなく二湖コースとなってしまいました。

(;´д`)

その為、所要時間は1時間程度でした。五湖を回るとなると、2時間程度かかるのではないでしょうか。観光は引率の人を先頭に、グループ毎に観光するスタイルです。

この日は天気には恵まれましたが、やや風がありました。もう少し凪いでくれればよかったんですが…

知床五湖は自然の中を歩く遊歩道と、人口の高架木道に分かれています。

高架木道は見ているだけで気持ちがいいです。

自然の中を縫うように道が横たわっています。

知床連山は勿論。標高が高いので、オホーツク海を見ることもできます。

時間があれば

知床岬、知床五湖を満喫したけど時間が余っちゃった。

そんな時にはこちらもどうぞ。

知床横断道

知床半島を横断している道路です。知床から羅臼へ向かいことが出来る峠道です。道路状況も、景色も素晴らしく、標高も高いのでスカイラインといった感じです。

山頂あたりにはパーキングがあり、海を隔てて北方領土が見られます。

こちらは、雪山でもトレッキングが楽しめるようです。私たちが行ったときも、何組か見かけました。

残念なことに、ここも雪崩で通行止めされていましたので、通り抜けは出来ませんでした。ですが、それを差し引いても素晴らしい景色でした。

ドライブコースに是非。

オシンコシンの滝

ご覧の通り、雄大な滝です。

国道334号線を走っていると看板もありますので、すぐにわかると思います。

駐車場もありますし、時間があれば是非。

イグアナ岩

観光名所でもなんでもありません。

道中、キョロキョロしてたらなんとなくそう見えたので紹介しておきます。

寝そべったイグアナみたいに見えませんか?

ちなみに場所はこの辺です。

青い線のあたりから見えますので、是非!

知床観光のまとめ

いかがでしょうか。

知床の自然遺産を満喫するには1日かけて、海と山を回るのがオススメです。

時間が余っても、滝や岩(?)を巡っても良し。

海の幸を堪能するのも良し。

運が良ければ野生動物とも出会えます。

狐や鹿がいて喜ぶのは最初だけですが…

数日たつと、鹿を見ても「アーシカカ」ぐらいになってきます。いや、マジで。慣れって怖いですね。

みなさんが行くときの参考になれば幸いです。