ナンバーの記念所蔵

2020年8月10日

ガレージにナンバーを飾りましょう

ウチのガレージです。

見えますでしょうか。

画面中央より、やや左に黄色いナンバーがあります。

実はこれ、先日までの愛車NBOXが実際につけていたナンバープレートなんです。

ちょっとしたことですが、ガレージがグレードアップした感じになります。今は1枚ですが、今度は自分と車の歴史が詰まったガレージになるかもしれません。

ガレージでなくても、お部屋に飾ったりするのもアリだと思います。

では、どうすれば自分のナンバーが飾れるのか見てみましょう。

ナンバーの持ち帰りが出来ます

現在、ナンバープレートを持ち帰ることが出来ます。

2017年4月3日に「ナンバープレートの記念所蔵容認」という素晴らしいサービスが始まりました。なんてすばらしいサービスなんでしょうね。

みなさん、ご存じでしたか?

知りませんよね。

実は、友人の車屋さんも知りませんでしたw

私も友人も凄く運が良かったんです。

私の車を名変する為、陸運局へ向かった友人と陸運局の事務員さんのやり取りです。

友「じゃ、今回はこれでお願いしますー」

事「はーい。で、ナンバーどうします?」

友「どうするって?」

事「いるなら持って帰れますけど」

友「…マジか」

事「前からですよ…」

友「…持って帰るわ」

友人の車屋さんも、この時に知ったそうです。いつもは普通に手続きして終わるそうですが、この時はたまたまこんなことをいわれて知ったそうです。で、私のNBOXのナンバーはスカイラインと同じ「32」だったので、持って帰ったら喜ぶだろうと気を利かせてくれたわけです!

てか、陸運局さん。こんないいサービスあるなら、もっと宣伝してよ!

ナンバーの記念所蔵できる種類

サービスは2017年から始まりました。サービス開始の理由は、ラグビーワールドカップ記念ナンバーが出た時「これはずっと持っておきたいという人が多いかもしれん」と気を利かせてくれたからなんです。

では、具体的にどの種類のどんなナンバーが記念所蔵できるのか。

「全て」です。

記念ナンバーだろうが、ご当地ナンバーだろうが、光るナンバーだろうが、こだわりもなく何の変哲もないナンバーだろうが、なんでもOKです。

ナンバー持ち帰り手続きは簡単

実際の手続きです。

先のやり取りで触れていますが…あんな感じでいけるようです。

基本的には事前連絡などの必要もなく、特殊な審査もありません。

「持って帰りたい」といえばいいようです。その後、「記念所蔵ナンバー破壊申込書」に記入し、破壊すれば終わりです。

「破壊」といっても、グシャグシャになるわけではありません。

何枚か写真を出していますが、左上に大きな穴が開いているのが見えると思います。あれが「破壊」です。

基本的にナンバープレートは返納義務があります。存在しないナンバープレートをつけて走られたら困ります。つまり、「破壊」とはナンバープレートの記念所蔵を容認するけど、ナンバープレートは使えない状態で渡すよってことです。それが、あの穴というわけです。

手続き上の注意

後日、穴をあける場合は陸運局で相談してください。通常の手続きと異なる可能性があります。又、特殊な審査はありませんと書きましたが、あくまでも記念所蔵として持ち帰ることを容認しているだけです。どこの誰だかわからない人が、怪しげな車を持ち込んでナンバーだけを持って帰るといってもそれは無理です。

乗っていた車のナンバーがない場合は

とはいえ、このサービスが始まったのは最近の話です。思い出の車のナンバーを飾ったり、所持することは諦めましょう。