ハイエースの収納

以前の記事でも書きましたが、私のハイエースにはいざという時のものが積んであります。保険の装備なんですが、ほとんど使わないのに車内を圧迫してきました。

車中泊の荷物を積み込むとこんな有様です。お風呂に行くにもバッグを移動させたり、寝る時はベッドにある色んなものを下ろしたり。快適なはずの車中泊が、妙に窮屈になってしまいました。

これはイカン!

ということで車内の収納力をアップします。

必要なものを厳選

これがベッド下収納の状態。

何が入ってるか、見てみましょう。

  • 私の靴(就寝用)
  • 妻の靴 (就寝用)
  • いざという時の毛布←イラナイ
  • いざという時の飲食料(カップ麺やインスタントコーヒー等) ←イラナイ
  • いざという時のポット ←イラナイ
  • いざという時の長靴
  • 折り畳みテーブル ←イラナイ

ほとんど使わないものです。以前の車中泊でお世話になったものを積んでいましたが、「いざという時」は訪れず…

特に、毛布なんかは必要だと思っていたんですが、まったくもって必要なし。

FFヒーター恐るべし。

ベッド下収納の計画

私、木材を切ったりするのは苦手です。ですので、既製品で固めていきます!

その前に、ハイエースのベッド下のキャパを見ておきましょう。

長さが168.5cmって短いと思うかもしれませんが、サブバッテリーやFFヒーターを格納している家具の長さです。

今回はベッド下収納ですので、この寸法の中でやりくりします。

色々と考えた結果、私たちの計画がコチラ。

入れるものはこんな感じ。

① :いざという時の長靴(いざという時があるので)

② :お土産などを入れておくもの

③ 上段:防寒セット(帽子・マフラー・スヌード・手袋・防水上着など)

③ 下段:コンセント類・非常食(じゃがりこ)

④ 上段:私の着替えと洗濯物入れ(普段は何も入っていない)

④ 下段:私の靴箱・お風呂、洗面セット入れ

⑤ 上段:妻の着替えと洗濯物入れ(普段は何も入っていない)

⑤ 下段:妻の靴箱・お風呂、洗面セット入れ

これならセカンドシートの後ろに荷物を置くこともなく、快適な車中泊LIFEが送れるはずです。

ベッド下収納を購入

購入したのはこんなやつです。

③用に買ったのは 44 × 74 × 18 というサイズで、2つ購入。

④、⑤用に買ったのは 39 × 74 × 18 というサイズ。こっちは4つ購入。

ホームセンターで色々と探しましたが、ネックとなったのが高さでした。1段なら問題ないんですが、2段にして使いたかったので高さの問題がありました。一般的に多いのが23cmとかのサイズです。皆さんの家にあるサイズもこれが多いのではないでしょうか。手ごろな大きさですが、2段で使えない。

ベッドを上げれば使えますが…現在、ベッドの上で胡坐をかくと頭が天井に当たります。ですので、これ以上ベッドを上げたくないかなぁ。ちなみに私の身長は172cm。ベッドの高さは一番低い位置です。

これは余談。

そんなわけで、2段にするには高さ19cmまでのものを選ぶ必要がありました。とにかく商品が無い!

唯一あったのが、この手のタイプです。普通のと違って開閉がスムーズだったり、作りがしっかりしていたりします。その分、お値段もはりますが…

でも、本当にしっかりしてます。

収納の右に見えている赤い袋には、外部電源用コンセントが入っています。その隣には、隙間があったんで折り畳みテーブルも入れました。

使い勝手

お試しで1泊のみ車中泊してみました。

上段に着替えなどを入れたところ。手前がタオル。二つ目が下着などを入れた袋。3つ目が洋服。奥にはまだ余裕があります。

下段の様子。手前がお風呂に行くトートバッグ。お風呂に行くときは、上段から取り出した下着などをこれに詰め込んでいきます。二つ目が洗面セット入れ。お薬とかが入ってるんで、ちょっと大きいです。奥には夜用の靴が入ってます。スリッパタイプの楽なやつですね。塗れた靴でも中が汚れないように、ビニールの巾着に入れて収納しています。

使ってみた感じ、とてもいいです。

お風呂の時や靴を入れ替える時などは少し大変ですが、入れ替えが済めば車内はスッキリ。ようやく、広いハイエースが使えるようになりました!

後はどれくらいの服が入るかというところですが、インナーと下着だけを収納するなら3泊ぐらいならいけるかなーという感じです。

少しお値段は張りますが、抜群の収納力と見た目の美しさを両立できます。

良ければ参考にしてください。