ハイエースのマットがズレる問題 その1
前回、ハイエースで初めての車中泊を行いました。その時、いくつかの問題が出てきました。そちらの対策を講じた後、テストを兼ねて石川県で車中泊してきましたのでレポートしていきます。
マットがズレる問題を解決
まず、マットがズレる問題から。
結果からいうと、前面対策と押さえつけ対策を施しました。緑のやつがツールboxで、荷台のマットにはマットレスや布団を敷いています。


こんな感じです。
結果は良好。
以前なら、移動後にベッドマットとベッドマットの間に大きな隙間ができていました。今回はベッドキットのマットが大幅にずれることはありませんでした。念のため、移動後や出発前にベッドマットを押してみました。その際に少しだけ動くことはありましたが、以前のような大きなずれは確認できませんでした。
しかしながら、ツールboxを置いたことで少し問題が。
- 荷物の置き場が減る
- 荷物の置き方のレイアウトに制限が出る
といったところでしょうか。
こちらは今後の課題ですね。
ベッドの収納問題を解決
ベッドの収納問題について。前回は高さのあるものを使用しました。収納力はあるものの、寝るときには邪魔でした。本来、着替え等を置こうとしたんですが実際にはスマホや鍵・財布などの置き場に困りました。
結果的に、ベッドで必要な収納要件はこのようになりました。
- 複数の小物を収納できること。(スマホ・鍵・財布)
- 就寝時、邪魔にならないこと。
- 各自、独立して使えるもの。
- 安全であること。(硬いものだとクオーターガラスを割る恐れがあるため)
で、こんなものを買いました。

この商品、本当に優れものです。ハイエースバンには仕切りのためのバーがついていますが、そこにも巻いて使っています。ちょっとしたお土産袋やお買い物袋を引っかけたり、ゴミ袋を引っかけたりと重宝しています。
バーへの固定はマジックテープでグルグル巻いてますし、フックも引っ掛かりが深いので落ちる心配はありません。また、素材もプラスチックや布ですので、ガラスに当たってもガラスが割れる心配もありません。

この収納袋、スマホや財布を入れても問題ありません。ちっちゃいペットボトルなんかも入れておけますので、就寝時のお茶などもこちらで大丈夫です。
布団最強説
先にいいます。布団が最高です。
いろんなブログを見ていて、皆さんが口をそろえていましたので想像はついていました。これは間違いない事実です。もし、ハイエースやキャラバンで布団じゃない人がいたら1度寝てみてください。本当にいいですよ。

お布団ですが、必要なものは3つ。
- 枕
- 掛け布団
- 敷布団(マット)
- シーツ
枕は家でも使っている低反発を購入しました。
お布団はピンキリです。数万円する羽毛もありますが、お試しなので近くお店でサクッと購入。
ここまではスムーズに決まったのですが、マットで悩むことになりました。というのも、私の場合少し制限がありました。
それは、ベッドキットとサブバッテリー等の操作パネルの隙間でした。

ボタン類は割と上にあるので問題ないんですが、コンセントが下の方にあります。なので、コンセントより高い位置にマットが来るとコンセントが使えないことになります。
ベッドキットのマットからコンセントまで測ってみると、約4cm。ちょっと狭いですね。これからカスタムする人は、ここにも注意した方がいいですよ。
最近のマットは厚めのものが多く、8cmや10cmはザラですから。
低反発マットなら、無理やり押し込んでコンセントを刺すこともできそうです。でも、火事になったら嫌ですし、そもそもそんな心配をするのも嫌です。ですので、薄いものをチョイス。
これならば、コンセントに干渉することなく敷くことができました。
後はシーツです。
シーツの肌触りがいいことにびっくりしました。これは、シルク…まではいかないものの、きめが細かく優しい感触です。
シーツは直接肌に触れますので、これは嬉しい誤算でした。

車に乗り込んでいるこの子たちも喜んでいます。
今後の課題
今回クリアした課題。
- ベッドキットがずれないこと。
- 就寝時の収納を快適化すること。
- 寝具を布団に変更すること。
今後の課題。
- 暑さ対策。
- 就寝までの時間の快適化。(快適に飲食しながらリラックスしたい)
- ベッド下収納や荷物の置き場や出し入れの快適化。
- ハンガーがやたら当たる。
- 移動時の快適化。
などなど…
といったところでしょうか。少しずつ仕上げていきますので、変化があればまたご報告します。