ハイエースで初めての車中泊をしてみたら問題が山積
日程
ようやく少し時間ができたので、ハイエースで待望の車中泊に行きました。とはいえ、台風17号が接近中とのこと。九州西部から中国地方北部に抜けるようなので、久々に天気を見ながら行き当たりばったりでいきます!
結果的な日程はコチラ。
9月21日(土)
- 夕方、出発
- 淡路SA(泊)
9月22日(日)
- 淡路SA 出発
- 熊野本宮大社 参拝
- 熊野速玉大社 参拝
- 熊野那智大社 参拝
- 橋杭岩 観光
- 串本温泉浴場サンゴの湯 入浴
- 紀の川SA(泊)
9月23日(月)
- 紀の川SA 出発
- 帰宅後ニトリ等を巡る
出発後、妻と台風の進路と影響範囲をもとに相談しながら目的地を選定します。とはいえ、あまり遠くはいけないので近畿地方の南側ということになりました。パッと思いついたのは熊野三社。妻はいったことがありませんし、少しなら道案内もできます。
そういうわけで、目的地は熊野三社に決定。21日の夜は雨はあるものの、風も少なく余裕でした。というより、22日の午前まではよかったんです。紀の川SAなんかでは、アイスを食べてる人も見かけました。

上冨田ICを降り、「少し曇ってきたね」といいつつ山の中へ車を走らせます。徐々に民家やお店が減り、龍神スカイラインの案内が出るころには「降ってきたね」となり、熊野に着くころには土砂降りです。
(;´д`)トホホ
本当はこんな景色が見られるハズだったのに…



結局、22日は橋杭岩でようやく雨が上がった感じです。まあ、台風が来ていることを承知で出かけたので仕方ありませんね。

そのおかげで色々と問題点も浮き彫りになりました。
ベッドマットについて
ベットマットがずれる問題
ハイエースのベッドですが、大きく分けて二つあります。

上の黄色い方が横型で、下の青い方が縦型です。この絵の横型は4枚ですが3枚のものがあったり、端の方だけ独立したパネルのものもあります。絵の縦型は2枚ですが、3枚のものも存在します。
横型の特徴。
- 複数枚のパネルを土台に置いているだけ。
- 土台は車両の端っこにあるため、ベッド下収納が自由。
- 高さのあるものを積載する場合、マットをすべてはずす必要がある。
- 比較的安価。
縦型の特徴。
- 1枚ずつマットが折り畳みできる。
- 構造上、真ん中あたりに足が来る。
- 高さのあるものを積載する場合、ベッドを跳ね上げれば簡単に積載可能になる。
- 比較的高価。
私のマットは横型です。理由はパッケージのベッドキットが横型だったことと、縦型のプランが高価だったこと。後、真ん中に足がないのでベッド下の自由度が高いというものでした。
実際の使用に当たって、私はリアシートを折りたたんで使うことにしました。二人旅なら後部座席に人を乗せませんし、スライドドアから乗降する際、この方が使いやすいと思ったからです。
実際どうなのか。

マットが土台に乗ってるだけなので、車での移動中や就寝中の寝返りなどでベッドが動きます。
Σ(゚д゚lll)ガーン
やむなく、二日目はリアシートを起こしました。

これならば、移動中も就寝中もマットは動きません。ですが、乗り降りしにくいです。念のため、このような使い方でも大丈夫なように、リアシートの背面には厚めのウレタンで補強しておきました。そのおかげでリアシート背面に乗っても平気でした。
ベッドマット対策
どうしてもリアシートを跳ね上げて車中泊したいので、マットが動かないよう2つの方法で対策します。
前面対策
まず、物理的にマットが前に行かないよう対策します。

緑の部分ですね。寸法でいうと、前後の長さが45cm。高さが40c以上(43cmぐらいあれば尚良し)です。といっても、このように底が深い箱があっても使いにくいです。ここで妻の提案があり、同じ寸法の箱を二段重ねにしました。
こちらは次回、レポートさせていただきます。
押さえつけ対策
マットの上にマットレスや布団を置いて、動かないようにしよう。そんな感じです。
収納も考えて現在物色中です。こちらも次回、レポートできればと思います。
暑さについて
暑さ問題
大誤算でした。9月の下旬とは思えない暑さでした。
元々、夏は車中泊をしない前提でしたので私のハイエースにはリアの小窓がありません。(オートスライドをつけたので、小窓がつけられないだけなんですが)ですが、今回ばかりは困りました。
22日の夜。台風が過ぎ去った後。
暑い。
とにかく暑い。
結局、エアコンつけました。
(m。_ _)/ ハンセイ
暑さ対策
今年は大丈夫でしょうが、念のため対策します。サーキュレーターは少しだけ調べていたんですが、その時にいいなと思った条件を並べます。
- 涼しい。
- サイドバーなどにつけられる。
- バッテリーなどで稼働する。
まず、涼しくなくてはいけませんよね。この辺は値段相応みたいな印象を受けました。置き場所に関しても、できればサイドバーにつけられる方がいいです。もしかしたらその辺に置くかもしれませんが、選択肢が広がるのはいいことですので。後、私の車はサブバッテリーがついていますので、100Vで稼働するものでも問題ありません。
ですが、連泊することを考えるとACコンセント以外で動いてくれると助かりますよね。
とかいってると、こちらが濃厚です。
マキタ CF102DZ。
こいつはCF100DZの後継で、首振り機能がついているらしいです。
ややこしいのが、後継機としてCF101DZとCF102DZがあること。101と102の違いはバッテリーの電圧です。101が10.8V、102が14.4V・18Vです。
比較しますと、CF102DZの方が稼働時間が長いです。ですのでこちらを候補にしました。バッテリーと充電器が高いのでまだ買っていませんが、購入したらレビューしたいと思います。
収納について
何かの時に便利だろうと思い、サイドバーにつけられる4段のbox収納をつけていました。ダイソーで300円でした。高さが60cmですので、サイドバーから吊るすと、ちょうどマットのあたりまで来ます。ジャストサイズですね。
ですが、意外に使い勝手が悪かったです。寝るときにそばに置いておきたいものって、鍵や財布やスマホ…割と小物が多いんですよね。それに比べ、この収納は大きすぎました。しかもマットのあたりまで来るのも困りものです。寝るとき、頭や足に当たって邪魔でした。
(;´д`)トホホ
こちらも対策しますので、完成したらアップします。
旅の総括
今回の車中泊、結婚記念日でした。天気には恵まれませんし、車中泊の中身も及第点とはいえません。ですが、夫婦の絆は強まったのかなと思ってます。
次回はもっと充実させたいですね。