父母ヶ浜の撮影

2020年2月20日

父母ヶ浜でリフレクションを撮ろう

リフレクションとは反射。つまり、こんな写真です。

父母ヶ浜とダンボー

一時、ウユニ塩湖が話題になりました。私もいつか行きたいとおもいながら、その遠さと不衛生さから叶わぬ願いであろうと予想していました。だって道中で食中毒にあう可能性があるんですぜ!

国内でそういう場所はないのか。

そう思いますよね。(食中毒の危険もないし)

あるんです!

しかも、私の近所香川県です。名称は父母ヶ浜といいます。

これは行くしかないでしょ!

父母ヶ浜の場所

父母ヶ浜の場所

香川県三豊市仁尾町になります。香川県では西に位置し、讃岐の西という意味で西讃せいさんという地域になります。高速道路のICからは割と距離がありますので、遠方の人はよく調べてから行った方がいいと思います。

上りの人はさぬき豊中IC、下りの人は三豊鳥坂ICが最寄りのICとなります。

リフレクションの撮り方

撮影時期と時間帯

公式サイトに書いていますが、日没と干潮が重なる日です。といっても日没間際でなくても撮影は可能です。数時間前からチャンスはありますので、時間のある人は早めに行くのもありです。

以前は砂浜以外といえば、かき氷の「ひむろ」さんぐらいしかお店がありませんでした。最近はトロピカルな飲み物屋さんだったり、コーヒーショップが増えていたりします。少し早く来ても、そいういったお店で楽しむこともできます。

父母ヶ浜とダンボー

撮影場所

父母ヶ浜では、干潮時にいくつもの潮だまりができます。それらを利用してリフレクションを撮ることになります。

父母ヶ浜とダンボー

潮だまりは大きなものから小さなものまであり、中には川のようになっているものもあります。

撮影のポイント

公式サイトにもありますが、カメラはなるべく低く構えましょう。特にダンボーのように被写体が低い場合は、水面スレスレになることもあります。

天候にもよりますが、シャッタースピードが稼げない場合もありますので、レリーズを持って行った方が無難かもしれません。

ちなみに私はほぼ50mmで撮影しています。

ここに載せているものは全部50mmです。また、トリミングもしていますので、もう少し望遠よりでもいいかもしれません。ただ、焦点距離は潮だまりの大きさによって変化しますので最初はズームレンズか、複数のレンズを持っていくのがいいかもしれません。

私も最初は全部持っていきました!

撮影時の服装

基本的にはなんでもいいですが、長靴かサンダルであれば撮影を満喫できると思います。

直前まで水を含んでいたような場所は比較的しっかりしていますが、水分が抜けている場所は結構埋もれます。ダンボーにしてこれぐらい。普通の靴だと下手をすると中まで砂が入ってきますよ。

父母ヶ浜に埋もれるダンボー

先ほどもいいましたが、父母ヶ浜ではいくつもの潮だまりができます。その潮だまりを利用して写真を撮るんですが、たまに川になっている箇所があります。浅い場所を探すか、大きく回り込むことで先に進めるんですが、思い切って横切ったほうが早いです。

そこでおすすめなのが長靴や、サンダル。

これらを用意していれば、渡河することも可能です。

でも、水面を揺らすことになりますので他の人が撮影していないか確認してからにしましょう。

みんなが来られるように守りましょう

私が初めて行ったのは去年です。当時は「ひむろ」さん以外何もありませんでした。車もそれほどいなかったです。

ですが、最近では県外ナンバーも増え観光地化が進んできました。経済的にもいいことでしょうが、マナーとルールを守っていかないと、こういう場所はどんどん汚れてしまいます。

父母ヶ浜の夕日

今までも閉鎖されたスポット。そこまでいかなくても、規制が増えることで窮屈になった場所も多いと思います。

浜辺に向かう人の群れと、立ち並ぶ新しいお店の列。

父母ヶ浜もそうなるのかな…と少し気分が沈みましたが、こんな立て看板が。

ひとが来るほど美しくなる父母ヶ浜

ほっこりしました。

私も含め、一人一人が景観を保存する意識が必要なのかもしれません。

それでは父母ヶ浜でお会いしましょう!