手洗い洗車の手順

2020年5月8日

みなさん、洗車してますか?

洗車しないとどうなるか。

塗装が剥げてボロボロの車、見たことありませんか? ああなります。

それは極端な例としても、洗車できるなら洗車しましょう。愛着がわきますよ。

今回ご紹介するのは全て自分でやるパターンですが、汚れ具合と時間を見ながら必要な工程だけ行ってください。

水洗いと仕上げだけでも大丈夫ですし、時間があれば他のこともしてあげましょう。

天候について

曇りがベストです。

カンカン照りの日中は避けましょう。

拭き方について

洗車に入る前に、全般的な拭き方について。

真っすぐ拭く人もいれば、円を描くように拭く人もいます。

青い部分がガラスで、ピンクが拭いたとこだとしましょう。

どんどんやっていくとこうなります。

拭き残しをなくすには、どれだけ隙間なく拭けるかということになります。

直線をかぶらせるのか、円を小さくするのか。

これは、お好きな方を選んでください。

洗車道具

私が使ってるものです。

  • 手袋
  • 足場台
  • ホイール洗浄
  • スポンジタオル
  • タオル(洗車用)
  • スポンジ
  • 食器用スポンジ(虫取り用)
  • カーシャンプー
  • 粘土
  • コーティング剤
  • マイクロファイバー(コーティング拭き取り用)
  • ガラス撥水剤
  • タイヤワックス
  • 超給水タオル
  • ブロワー

足回りの洗浄

まずは足元から洗います。

ホイールハウスの洗浄

ジェットがある場合は、簡単にホイールハウスの汚れを飛ばすことが出来ます。

ない場合はシャワーで流すだけでOKです。汚れが目立つ場合はブラシなどを用いましょう。

ホイールの洗浄

次にホイールです。

ブレーキダストがひどい場合などは、鉄粉取りを吹きかけます。

身体に悪そうな臭いがします。

しばらく放置すると、変な色の液体が流れ出ます。ここから洗浄開始。

私はホイール用のブラシや手袋を使います。

ボディの洗浄

水洗い

シャワーで車を流します。

基本的に、各部位毎に施工します。

  • ルーフ
  • ボンネット
  • 右フロントフェンダー(前輪のあたり)
  • 右ドア(前・後)
  • 右リアフェンダー(後輪のあたり)
  • 左フロントフェンダー(前輪のあたり)
  • 左ドア(前・後)
  • 左リアフェンダー(後輪のあたり)
  • トランク

細かい箇所で切ってあげると、拭き漏れが少ない(気がする)からです。

シャンプー

バケツにカーシャンプーを適量入れ、攪拌させます。シャワーを勢いよく入れてやれば泡立ちがいいです。

ここも各部位ごとに行います。汚れを取ったら水を流します。特に晴れている時は気をつけましょう。泡を放置すると、乾いたときに跡が残ります。

虫取り

ここまでやってもなかなか取れないのが虫!

虫取り剤なども売っていますが、どれもイマイチでした。

友人に聞いた方法がこちら。

食器用スポンジをつかうというもの。

この、アミアミの部分で除去できます。

水で流しながらスポンジで洗いましょう。

鉄粉取り

本気でやる場合は、ボディの鉄粉取りが有効です。

鉄粉取りには粘土を使用します。

水を流しながら、奇麗な面で擦ります。

擦っていくと、だんだんとツルツルになっていく感覚があります。

摩擦面を見ると、黒くなっていると思います。

次の施工で傷つけないよう、粘土をモミモミします。綺麗な面を出したら、また擦る。

これを繰り返します。

結構…かなり時間がかかりますので、時間が取れる時に行いましょう。ちなみに、フロントやルーフはしんどいですが、他は比較的少ないので頑張りましょう。

コーティング

ボディコーティング

ますはボディのコーティング。

真夏の日中は乾燥が早いので、ご注意を。できれば施工しない方がいいです。

私はブリスを使います。ブリスについての説明は、こちらを参考にしてください。

施工は一面ずつ行います。

薬剤をスポンジやマイクロファイバーに吹き付けます。

ボディに伸ばしていきます。

伸ばし方は自由ですが、全体に施工できるようにしましょう。

季節や天候にもよりますが、施工箇所がやや白っぽくなったら流します。

早い時は塗り終わって数分。遅い時でも5~10分といったところでしょうか。

水で流します。

この時、滝のように浴びせましょう。この工程が重要です。きちんと流せないと、ムラの原因になります。

十分流せたら、マイクロファイバーで拭き取ります。勿論、塗るときとは別のものを使います。

同じ作業を、各面に行います。

時間がかかりますので、施工は計画的に。

ちなみに、仕上がるとこんな感じの鏡面になります。(私もシャッターもみんな写り込んでいます)

ガラスの撥水

次にガラスの撥水施工を行います。

真夏の日中は乾燥が早いので、ご注意を。できれば施工しない方がいいです。

使うのはガラコ。

私はそのまま塗るのではなく、ティッシュにワンプッシュしてから施工します。

本体をじかに塗ると、強く押しすぎてしまい、薬剤がどんどん出ることになります。ですので、適量をとって薄く延ばす方法をとっています。

ここも、各面毎に仕上げます。

塗り終わってからが勝負です。

白くなる前に拭き取りましょう。

私は塗り終わって1~2分ほどで拭き取ります。

ちなみに、軽いウォータースポットならガラコで除去可能です。長年かけて染みついたものはしんどいですが、新車購入後、半年以内のウォータースポットなら除去できると思います。

タイヤワックス

折角なんでタイヤも奇麗にしましょう。

こちらは塗るだけですので、施工も簡単で早いです。

仕上げ

水分を完全に拭き取ります。

水切りワイパー

まずはザックリと水を切ります。

水切りワイパーというものがありますので、先にこちらで水を飛ばしておくのがいいと思います。

これをやると、拭き上げの労力が半減します。

拭き上げ

超給水タオルを使います。

ゴシゴシ拭きません。

塗れた面にタオルを置き、タオルだけ移動させる感じで拭きます。

毛細血管現象を利用するわけですね。

手で拭くと手の部分にのみ圧力がかかりますが、この方法ですと圧力が一定ですので、拭き残しもムラもありません。

しかも、超給水タオルならバンバン吸い取ってくれます。絞る回数も少ないので、効率がいいです。

又、ボンネット・トランク・ドアは全て開けましょう。開口部の内部まで水が入っていますので、これも綺麗に拭き取ります。

細かいですが、長く乗り続ける秘訣です。

ブロワー

全てやる必要はありませんが、ガレージに入れる場合(特に旧車)はやっておいた方がいいでしょう。

音がうるさいので、必要最低限の場所をやりましょう。具体的にはホイールナットのあたりや、タイヤハウス内など。長く水が留まるような場所です。

道具の片づけ

ここまでくればあと一息。

洗車は終わったんじゃないかって?

次回の洗車の為に、洗車道具を洗い、整理整頓しておきましょう。

洗車道具が汚いと、洗車する意味がありません。

完成

お疲れさまでした。

全行程を行うと、1日がかりになったのではないでしょうか。

でも、愛車は大喜びだと思いますし、愛着も深まったのではないでしょうか。

では、良いカーライフを。

ガレージ

Posted by 雪風