カメラとレンズの性能を維持しよう

2019年12月14日

メンテナンスの必要性

写真撮ってますか?

お散歩ついでに撮るもよし。旅行のおともに撮るもよし。撮ることをメインに出かけてもよし。

でも、少し待ってください。ちゃんとメンテナンスしてますか? 私のバッグにはちゃんと入ってますよ。

バッグの中身

せっかく撮ったのに、黒い点がついてる…なんてことになったらもったいないですよね。被写体の前では常に100%の能力で撮影したいものです。

シャッターを押す瞬間、その景色は二度とないかもしれないんですから。

今回はカメラとレンズ、それぞれのメンテナンスについて書いていきます。

レンズのメンテナンス

HAKUBA レンズペン

これ1本あれば9割メンテできます。

レンズペンには二つのツールがついています。刷毛とカーボン粉末の塗布です。使い方はいたって簡単。

  1. 刷毛でほこりを払います。
  2. カーボンを塗る。

これだけです。

これだけなんですが、レンズがピカピカになります。

カーボンを塗り込む時ですが、レンズに汚れがあると抵抗があるよう気がします。なんか重いというか、スムーズに塗れないというか…そんな感じがします。気持ちの問題かもしれませんが、汚れが取れている気がします。

HAKUBA ハイパワーブロアープロ L

名前でお分かりになると思いますが、風でゴミを飛ばすものになります。本体の丸いとこをつぶせば、先端から風が出るという簡単な仕組みです。

私、しばらく持っていなかったんですが結局買いました。

私は結構マメに手入れをするんですが、ある時からファインダーを覗くと黒い点が見えるようになりました。レンズを磨いてもダメ。レンズのマウント側を磨いてもダメ。ファインダーを磨いてもダメ。イメージセンサーのクリーニングをしてもダメ。

おかしいと思いつつ、写真を撮っていました。写真に黒い点はつきません。ということは、ファインダーで覗いている間だけ見えるということですね。となれば、ミラーのどこか。

そのゴミを除去するのに、ブロワーを買いました。

でも、もっと早く買っておけばよかったと思いました。

レンズペンでも掃除できるんですが、先にブロワーで飛ばしておいた方が時間も早く済みますし、ほとんどブロワーで奇麗になります。

本体とレンズの保管

東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 77L

以前、ガレージの湿気対策を書きましたがカメラも湿気対策をしましょう。

車の場合は結露と錆対策でしたが、カメラとレンズの場合はカビ対策です。なんでも、カビは一度生えてしまうと完治しないんだとか。私は早い段階で防湿庫を導入したのでカビとは無縁です。

防湿庫がないとカビが生えるのかといわれると、「必ずではない」としかいえません。実際、私の友人は防湿庫もありませんし、除湿剤の入った箱で保管しているわけでもありません。でも、カビ知らずです。じゃ、いらないのかといわれるとそうではないと思います。

私の意見をいえば、保険代だと思えるなら買うことを勧めます。

本体で数十万。

レンズも数万から十数万。もっと高価なものもあります。

私も妻にいわれ、保険のつもりで購入しました。おかげで梅雨だろうが、湿気が多かろうが平気です。

使い方

こちらのオートクリーンドライですが、防湿庫奥にあるツマミを回すことで湿度を変化させます。自分で湿度計を見て、設定しなおすのです。

防湿庫の湿度

面倒だと思いますよね。

私もそう思いました。

ツマミを回す頻度が多いと忘れそうだし、煩わしいですもんね。

実際、設定しなおす頻度はどれくらいか。

年、2回ぐらいだと思います。春と秋ぐらいでしょうか。夏に向けて。または冬に向けて湿度が大きく変わる頃に調整している気がします。

これぐらいの手間なら、面倒ではありませんよね。

容量

私はオートクリーンドライの77Lを買いました。三段のタイプです。現在、防湿庫に入れているものはこんな感じです。

防湿庫
  • 本体 × 1
  • レンズ × 3

まだまだ余裕があります。

ですので、一番下には初回限定特典などの劣化させたくないものや、ちょっと大事にしているものを入れてます。

万全の備えで挑みましょう

いかがでしょうか。

タイトルの割には「この程度か」と思われたかもしれません。勿論、やろうと思えば他にもいくらでもあるでしょう。

今回ご紹介したものはパフォーマンスに優れたものばかりです。最低限の労力と費用で、最大限の能力を発揮できると思っています。防湿庫は高価ですが、他のものは即座に揃えるべきものです。

手入れも慣れると楽しいですし、カメラやレンズに触れる機会が増えると愛着がわきます。何より、「カメラをやってるんだ」と悦に浸ることもできますw

大事なものは、買った後も大事にしていきましょう。